音の長さの勉強

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以下に挙げるのは2014年秋に製作した、音の長さを勉強するための試験的な教材です。

2014年11月頃作り、2015年12月まで5歳から60代位の音楽未経験者の方のレッスンで使用し、
ある程度成果を挙げたため、試作品ですがこのページを作ることにしました。

音楽未経験の生徒さんには資料、カード、動画(DVD)を入会時に差し上げます。

試作品と言うことで、勉強するにあたりいくつか注意点がございますので、
このページをご覧の方はご注意下さい。


《勉強の流れ》
1.音価(音符・休符が表す長さ)と音符名をなんとなくで良いので覚える。
そのために音符の長さを表したカードと「音の長さの勉強という資料」を作りました。
レッスンを受けられる方はこちらでご用意いたします。

そうでない方は、一度保存し、両面印刷の際にプロパティ→基本設定→両面印刷→短辺を綴じるに設定し、
同じく基本設定のページで画質を最高画質にご設定下さい。
お手数をおかけして申し訳ございません。
文字がかすれたらペンでなぞって下さい。

こちらのページでも説明しております。



2.1のカードや資料を参考にしながら、練習問題を繰り返し行い、音符の名前、長さを覚える。
練習問題1−6
解答1−6



3.リトミック補足資料を読み、勉強の仕方を覚える。
ここから、数字付きの楽譜→数字無しの楽譜→動画と同じ楽譜を使い、
徐々に難易度をあげて音符の長さの勉強をしていきます。

その際、以下の動作をして勉強していただきます。
お子さんは、ご家族とゲーム感覚でやってみてください。

音符が鳴る所→手を叩く
音符が伸びている所→片手を振る
休符(音がならない)の所→両手を開く


4.始めは数字有りの楽譜、慣れてきたら数字無しの楽譜の問題と交互に読み、
音符の長さを繰り返し覚えます。

必ず、数を数えながら手を叩いてみてください。
資料の問1-24までは8分音符、以降は16分音符で数えるように数字がふってあります。
数え方の切り替えにご注意下さい。


5.動画で練習
資料と同じ楽譜の動画を作りました。
緑のバーに合わせ、音が鳴る所で手を叩くといった今までの動作を行ってみてください。

問題が再生されるまで、およそ1回分が練習できるだけの時間をとってあります。
再生する前に楽譜を注意して見て、今までの動作を行ってみてください。

再生が開始してから4回メトロノームが4分音符でなり、その後楽譜の通りに再生されます。
この4分音符の鳴る所で、問題によって8分音符または16分音符で数えておくと効果的です。

8分音符から同じ問題が2回繰り返されます。
2回目は10秒ほどで再生されますので、1回目で間違えた音符を確認してみてください。
もちろん停止して楽譜を確認しても構いません。


動画の練習説明




拍子の勉強



問1-4 全音符から付点2分休符



問5-8 4分音符



問9-12 8分音符



問13-16 2分音符



問17-20 2,4,8分音符



問21-24 付点4分音符



問25-28 16分音符
ここから少しテンポが遅くなります。
Youtubeの歯車のような記号の設定で速さが変えられるので、必要ならお試し下さい。




問29-32 付点8分音符



問33-36 3連符(8分音符)

この3連符は今まで4分音符を2つに分けて表していた8分音符を、3つに分けて表す音符です。
2人でりんごを半分に切って食べようとしていたら、突然のお客さんが来たので、
りんごを3人分に切らなくちゃいけなくなり、1人で食べられるりんごの量が少なくなっちゃった・・・
そんなイメージです。

そのため通常の8分音符と3連符の8分音符では3連符の8分音符の方が短い長さを表します。
特別にそれを勉強する動画を作りました。
2連符の(通常の)8分音符と3連符の8分音符 テンポ40



問37-40 タイ



問41-44 総合演習まとめ1



問45-48 総合演習まとめ2



問49-52 上級問題1



問53-56 8分の6拍子初級



問57-60 8分の6拍子中級



問61-64 8分音符上級




以上、になります。
あくまで試験的な教材なので、いつかバージョンアップしたいと思いますが、
時期はまだわかりません。
3年後位かな・・・

小さなお子様はお父様かお母様と一緒にゲームのように手を叩く練習をしてみてください。
1年ほどの長期的な視野で続ければ総合演習までいけると思います。


2015年12月7日
市川亮平